グループホームあけぼの/介護職
2020年入職岩井 育美
介護の仕事をする上で、人間関係が一番大事だと思います
ホームヘルパー2級の資格を取ってから介護の仕事に就き、もう11年となります。特別養護老人ホームやグループホームに勤務してみて、時間に追われながらたくさんの利用者様にかかわるより、利用者様一人ひとりと時間を取って関われるグループホームの仕事が私には合っていると感じています。健康会は、前職の知り合いから誘われたのがきっかけですが、その時に「うちにおいで」と優しく声をかけられ、そこに家庭的な雰囲気を感じて入職しました。
実際に入ってみて感じることは、経験豊富な方が多く、丁寧に教えてくれる環境、何かあったときにすぐ相談できて、仕事が進めやすい環境であるということです。介護の仕事をやっていく上で、長く続けられるかどうかは人間関係が一番大事だと思いますが、チームワークがよく親しみやすい職場ですので安心しています。
利用者様からいただく言葉や、心遣いが嬉しい
グループホームあけぼのでお仕事をしていて、利用者様から頂く言葉にはほっとさせられることや、力づけられることが多くあります。夜間の介助の際に、「まだ起きていたの、大変だね」「ありがとう」等の言葉を頂くと、とても嬉しく励みになります。
食事づくりも毎日の仕事ですが、日ごとにメニューに合わせた食材が届く仕組みで、調理方法も決まっているので料理が得意でない方も大丈夫ですし、メニューを考えたり買い物をしたりといった時間を利用者様との関わりに使えるのが嬉しいです。
現在はコロナ禍で外出行事などができないため、施設の中でできる季節のイベントを皆で考え、利用者様に楽しく過ごしていただけるよう意見を出し合っています。利用者様だけでなく職員同士の関わりも多く、より家庭的で温かい雰囲気の職場だと感じています。
医療のバックアップを受けながら、知識やスキルも身につけられる
健康会の介護施設では、医療連携や医療対応がしっかりとしているところが大きな強みだと思います。グループホームでの看取りにも安心して取り組むことができます。
先日、90代の方、そして102歳の方の看取りがありました。終末期の対応はケアにあたるスタッフのメンタル面の不安も多く大変ですが、グループ内の訪問診療や訪問看護のバックアップがあり、いつでも相談できる、駆け付けてくれるという安心感がありました。その支えがあったからこそ、お二人の方を静かに、穏やかに送り出すことができたと感じています。
また、法人内で初任者研修や実務者研修、医療的ケア認定の講座も開催していて、介護福祉士の資格取得や医療的スキルを身につけることができます。医療的ケアにも対応できる介護職はこれからの時代、とても重要になってくると思いますが、健康会はそうした知識・スキルが身につけられる環境になっていると思います。
介護の仕事とは、その人の生活を支えるお仕事
仕事をする中で、利用者様に対して感謝の言葉を伝えることを大事にしています。食事のお皿を用意してくれたり、お掃除を手伝ってくれたり、そんな時に必ず「ありがとうございます」と感謝を伝えています。また、当たり前のことですが、介護の専門職として、相手の気持ち、感情を考えながら行動することや、言葉遣いにも気を付けています。入居者様も私たちスタッフも、お互いの気持ちは伝わります。
介護の仕事とは、その人の生活を支えるお仕事だと思います。できなくなったと思っていることを、できるように、分かるように声掛けをして、その方の残存能力を活かして、できることを増やしたり維持したり、それを支えるお仕事だと思います。いつも一緒にいて、お互いの信頼関係ができているからこそ、それを支えられるのだと思います。
それは利用者様に対してだけでなく、職員同士も同じだと思います。
他の施設で働いている知り合いが、まだ子どもが小さく「土日休んで大丈夫かしら・・・」と心配していたことがあります。私たちの職場では20代、40代、50代と年齢層も幅広く、子育てや家族の介護など、それぞれの世代が抱える悩みをお互いにカバーできる環境があります。まだお子さんが小さい方も大丈夫。安心してぜひ応募してください!
IKUMI IWAI
<プロフィール>
介護の仕事に興味を持ち、11年前にホームヘルパー2級の資格を取得。
特別養護老人ホーム、グループホーム等で勤務。前職での知人から誘われ、家庭的な雰囲気が決め手となり健康会に入職。